このブログ内の写真はクリックすると拡大します。ドナウ猛虎会通信(虎バカ向け音楽入門)と旧ブログもよろしくお願いします。

2014年5月27日

サラダ

先日の健康診断で血圧が高いと注意を受けた夫。
医者から体重を落とすようにと厳しく言い渡されたようです。

以前書きましたが、健康診断をしてくれる医者は夫の従弟です。
従弟だからズケズケと「痩せないと死ぬよ」とか「体重管理が出来ないのは無能の証拠」とか「奥さん若い愛人作って逃げるよ」(←そんなことしませんってば! 失礼な!)とか言いたい放題だったとか。

ちなみに、従弟は夫そっくりのアザラシ体型です。(笑)
「お前が言うな!」、「どの口が言うとるんや、どの口が~!」と言えばいいのに、「死ぬ」と脅かされた夫はすっかりしょげて帰ってきました。

で、「今日から炭水化物を極力減らす」宣言をしました。
え~~~、麺類大好き男がそんなこと出来るん?
お好み焼きも食べへんの?

でも彼の意思は固く、我が家では夕食に毎日サラダを食べることになりました。
昨日はショプスカサラダでした。 (作り方はこちらをご参照下さい)
今回は手抜きせず、ちゃんとチーズをおろしましたよ。
もっとどっさりかけてもよかったかな?

ショプスカ以外に温野菜のサラダやモッツァレラとトマトのサラダ、そしてコブサラダをよく作ります。

コブサラダ、最初聞いた時は「昆布サラダ?」と思いっきり勘違いしたのですが(あほ)、シェフのCobbさん発案のサラダ。
私はこちらのレシピを見て作りましたが、要はレタス(私はロメインレタス Római saláta を使います)、カリカリベーコン、鶏の胸肉、ゆで卵、トマト、アボカド、ブルーチーズを一口大に切ってドレッシングをかけて出来上がり、とても簡単です。

あろうことか夫が「ベーコンは要らない、太るから」と言うので、我が家ではベーコン抜き、アボカドを多めにして作ります。
レシピの写真みたいにきれいに並べられず、ごちゃっと混ざってしまうので写真は載せられませんが、レシピに拘らず冷蔵庫のお掃除を兼ねて残り野菜を何でも使っています。
もう、どこがコブサラダやねん状態です。(笑)

それにしても身体って不思議なものですね。
今まで美味しそうな菓子パンを見るとつい買っていたのに、炭水化物を減らす食生活を始めたらパンやパスタを見てもあまり食べたいと思わなくなりました。

で、夫は体重が少し落ちて(でも相変わらずアザラシです)、きつくてはけなかったズボンが余裕で入るようになりました。
よしよし、この調子で知り合った頃の体型に戻るんやで~!(切実)

2014年5月26日

プレスラーのモーツァルト

土曜の夜にコンサートに行ってきました。

Időpont: 2014. május 24., szombat 19:30

Előadó(k): MÁV Szimfonikus Zenekar
Közreműködik: Menahem Pressler (zongora), Szamosi Szabolcs (orgona)
Vezényel: Csaba Péter

Műsor:
MOZART: Figaro házassága - nyitány
B-dúr zongoraverseny K. 595
SAINT-SAËNS: 3. („Orgona") szimfónia, op. 78

Helyszín: Müpa - Bartók Béla Nemzeti Hangversenyterem


毎度お馴染み、会場のMupa(芸術宮殿)

この日はメナヘム・プレスラーさんがモーツァルトのK.595を弾くということで、ずいぶん前から楽しみにしていました。
ボザール・トリオ(プレスラーさんはボザール・トリオのピアニストとしてもよく知られています)のCDは何枚も持っていて愛聴しているものの、実演に接するのは初めてです。

メナヘム・プレスラー、1923年生まれ。
と言うことは今年91歳ですよ! 大正12年生まれですよ!!

ステージに登場したプレスラーさんは年齢を全く感じさせず溌剌としていて、「矍鑠」という言葉を使うのは躊躇われます。
だって、「老いてもなお元気」というより「若くて元気」なんですよ。
奏でる音は明るくて優しく、聴いていると自然に頬が緩んで笑顔になりました。
「音楽っていいなあ、生きているって素晴らしい」、そんな気持ちになる演奏でした。

拍手に応えてステージに登場したプレスラーさんがピアノに向かうと会場がどよめきました。
アンコールにまずはショパンの遺作のノクターンcis-moll(戦場のピアニストで有名なあの曲です)、続いてマズルカop.17-4を演奏。
若きショパンの作品をとても瑞々しく切なく弾いた後はピアノのふたをパタンと閉めてニッコリ。
失礼な言い方ですが、本当に可愛らしいおじいちゃまでした。

後半はサン=サーンスのオルガン付交響曲。
この曲は高校大学時代によく聴いたのですが、最近は全然聴いていなかったので懐かしく、また初めてMupaのオルガンを聴くことが出来てよかったです。

バルトークホールのオルガン
アンコールに第2楽章の後半、「ベイブ」に出てくると言えばわかりやすいでしょうか、オルガンがジャーンと鳴ってピアノが軽やかな分散和音を奏でる箇所から演奏されました。


フィガロの結婚序曲、モーツァルトのK.595、サン=サーンスのオルガン付交響曲…名曲コンサートっぽいベタな曲が並びましたが、それぞれとてもいい演奏で、満足して帰途に着きました。

2014年5月21日

ドナウ猛虎会通信

ドナウ猛虎会通信をものすご~~~~~~く久しぶりに更新しました。(こちら
よろしければご一読下さると嬉しいです。

これからはもう少し頻繁に更新したいと思いますので、このブログ同様ドナウ猛虎会通信もどうぞよろしくお願いします。

2014年5月18日

変なお天気

先週木曜日(5月15日)の最気温は10℃しかありませんでした。寒かった~!

翌16日金曜日は雨、雨、雨。最高気温は16℃位でした。
以前ご紹介した自転車置き場

しとしと降る雨の日って好きです。街の雰囲気も少し変わりますね。

国立博物館ではなにやら催し物の準備。

 昨日の土曜日は一転して好天。最高気温は18℃で快適でした。
国立博物館のお祭りも盛況

民族衣装を着た人達

本日(5月18日)は朝から雨が降ったりやんだり。
本当は市民公園に出現したらしい巨大アヒルさんを見に行きたかったのですが、諦めて家にいました。
来週末までいてくれるのかなあ、アヒルさん。


で、天気予報によると…



30℃???
10日で20℃も気温が上るってどういうことなん?

2014年5月15日

オペラ座

久しぶりにオペラ座の前を通ったら来シーズンの広告が大きく出ていました。

なぜか宇宙服の中村祥子さん。(一番左。写真はクリックすると拡大します。)
建物入り口右側にはリスト様の像があります。

柱もこの通り広告だらけ。

もう来シーズンのチケットは発売されていますが、まだ出演者は決まっていないので、私がチケットを買うのはもう少し先になりそうです。

2014年5月10日

お土産

日本からブダペストに戻ってすぐ仕事が始まったので気が張っていたのでしょう。
時差ボケも全くなく元気に一週間過ごしたのですが、週末になってどっと疲れが出たようで、今朝は起きられませんでした。

日本からのお土産をドナウを背景に撮ってみました。


虎仲間のデザイナー某氏が作って下さいました。
いいでしょう~! 非売品ですよ♪

ここには読売新聞の勧誘員も来ないし、ドアに張るのはもったいないのでバース様のサインと一緒に壁に飾るつもりです。

2014年5月5日

無事帰宅

日本での楽しい時間は瞬く間に過ぎて、週末にブダペストの自宅に戻りました。

去年は仕事の都合で帰国出来なかったので、今回は約2年ぶりの日本でした。
久しぶりに帰ると日本のよさをしみじみ感じますね。

変な話で恐縮ですが、関空に着いてすぐお手洗いに行ったら、音姫も除菌スプレーもウォシュレットも完備されていて、「日本に帰ってきた~!」と実感しました。

それにしても、空の上から見る日本は素晴らしい!
ユーラシア大陸を越え、日本海を渡って日本上空に差し掛かると、窓の外には濃い緑に覆われた中国山地が広がり、続いて瀬戸内海の水面がキラキラ輝いて、思わずため息が出るほど美しかったです。
(ハンガリーは国全体が平地なのでこういう光景は見られないのです)

日本滞在中は連日予定が盛り沢山で、あっという間に時間が流れていきました。
家族と出かけたり、懐かしい人と再会したり、どの瞬間を切り取っても「楽しい」、「幸せ」としか形容出来ませんが、中でも一番の思い出は

掛布に会った


ことです!!
詳細は書けませんが、握手していただきました。感動!
掛布さんの手は大きくて分厚かったです。
掛布さ~ん、はやたんと北條君と一二三君をミスタータイガースに育てて下さいね~~~!

日本で撮った写真を夫に見せたら、「これは何?」と怪訝そうな顔をされました。
阪神園芸さんの水撒きがあまりにも素晴らしいので何十枚も写真を撮ったのですが、ヤツには園芸さんの芸術がわからないようです。
あ~あ、しゃあないなあ…。