このブログ内の写真はクリックすると拡大します。ドナウ猛虎会通信(虎バカ向け音楽入門)と旧ブログもよろしくお願いします。

2011年12月30日

今年を振り返って

いよいよ明日は大晦日。
日本の皆さん、大掃除は終わりましたか?

ハンガリーでは大掃除はクリスマス前とイースター前にします。
大晦日にはお掃除をしてはいけません。
というのも「大晦日にしたことは次の一年間ずっとすることになる」とハンガリーでは言われているのです。
掃除(に限らず家事全般)が苦手な私は、大晦日はのんびりと過ごすつもりです。

ところで、最近ブダペストでもゴミの分別が進んできました。
これは私達が住む建物のゴミ置き場。
緑は燃えるゴミ、黄色はプラスティック、青は紙類を入れるゴミ箱です。
(ガラス用のゴミ箱はまだ設置されていません)
分別ゴミ箱が設置される前は、分別せずに緑のゴミ箱に何でも捨てる人もいて憤慨したものですが、このように分別ゴミ箱が設置されたのは嬉しい限りです。

以前は燃えないゴミや紙は街に何箇所か設置されている大型の分別ゴミ箱(↓)まで持って行く必要がありました。
画像はalternativenergia.huのサイトから拝借しました


ところで、年頭に書いた今年の目標

まず、その1の「阪神日本一」は残念ながら・・・(涙)
でも聖地でも鳴尾浜でも応援出来たし、何と言っても観戦試合は負け知らず!
☆勝利の女神☆を実証しましたよ!(笑)

でもね、来年は期待出来ますよ~♫
だって和田監督って私と同い年。
つまり
阪神の優勝した寅年生まれ
ですよ! 
見えた日本一!!

目標その2はまだまだです。
腹が立った時に、どうしても笑い飛ばすことが出来ません。
来年も引き続き修行します。

その3は、やたら英語の野球用語だけは身についたな。(笑)
雑誌の定期購読は今後も続けます。
(本当は「この試験に合格するぞ」等と具体的な目標があった方がいいのでしょうけれど、私は一応英検1級とハンガリー語上級に合格しているので・・・TOEICでも受けてみようかな)

その4は、ピアノは割と弾いていますがヴァイオリンはなかなか・・・。
来年の弾き初めで弾く曲を、このブログを書き終えたら猛練習しないと。

その5、パソコンもまだまだ修行中です。
今年ブログをこのbloggerに移転したのも私にとっては大きなことでした。
旧ブログに無かった機能に戸惑いながらも、毎回楽しく更新しています。


皆さんにとって今年はどんな一年でしたか?
今年は日本では大震災と原発事故、ハンガリーは経済の悪化(ほとんど破綻)と非常に厳しい一年でしたが、来年は明るい年になりますように。

今年もブログへのご訪問ありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎え下さい。

2011年12月28日

年の瀬

日本では今頃街中が「迎春」モードで、今日が仕事納めの方も多いと思います。
こちらでは12月27日~30日は平日で、お店や会社は通常通りの営業で(但し自主的に休暇を取る人多し)、1月6日の公現祭まではツリーを飾ったまま。

また、クリスマスは盛大にお祝いしますが元日はそうでもありません。
大晦日の夜にドンチャン騒ぎをし、元日は遅くまで休んで前夜の疲れを取る日。
そんなわけで、この時期は日本の年の瀬とは一味違った雰囲気です。

この冬は今のところ暖かく、まとまった雪も降らないので、年末だという実感があまりないのですが、今朝中央市場に行って「ああ、いよいよ今年も終わりだなあ」としみじみ感じました。
何を見たかって? これです。





子豚さん達がお肉屋さんの店先に登場しました!

こちらでは大晦日の夜(元旦?)に子豚を食べるとよいと言われています。
魚は泳いで逃げる、家禽類は飛んで逃げるけれど、豚は逃げないし子供をたくさん生むので、「幸運が逃げない、幸福が増える」縁起のいい食べ物なのです。

写真を見て気分が悪くなった方のために、昨夜撮った写真を♪
クリスマスツリーも電飾もまだ撤去されていません。
私はホットワインを飲みました。美味しかった~!


ところでブダペスト在住、あるいは年末にブダペストを訪れる方にお知らせです。
Mupaでベルリンフィルのジルヴェスターコンサートの生中継が見られるそうです。(詳しくはこちら
キーシン&ラトルでグリーグですよ~~~♫
私も見に行きたいのですが、大晦日に家を空けるわけには行かないし・・・現在夫と交渉中です。

2011年12月25日

メリークリスマス☆

皆様、クリスマスはいかがお過ごしですか?

ハンガリーでは12月25日と26日がクリスマスで祝日です。
24日はお店は午前中で閉まるし、公共交通機関も午後4時頃には運行停止。
家族揃ってクリスマスイヴを過ごします。
旧ブログにもハンガリーのクリスマスの様子を書きましたので(こちらです)、よろしければご覧下さい。

で、昨日は魚料理の日。
ハラースレー(halászlé)という、鯉や鯰を辛口パプリカで煮込んだスープを夫が所望したので作りましたが、私はどうもこのスープが苦手です。
だってね、煮込むだけじゃなくて、煮込んで柔らかくなった魚を漉すんですよ。
それも何度も何度も!
スープはどろっとしていて、そこに漉してない魚をいくつか入れて出来上がりです。
ちゃんと作り方を書かなくてすみません。
でもこんなの日本で作ろうと思う人もいないでしょうけれど、もしレシピを知りたいと思われる方はお手数ですがコメント欄にてお知らせ下さい。


メインは夫は鯰のフライとポテトサラダ、私は塩鮭とご飯とお味噌汁。(←全然クリスマスらしくないけど本人は大満足♡)

おやつはクリスマスの定番ベイグリ(bejgli)。
左はプラム入り(szilvás bejgli)、右は芥子の実入り(mákos bejgli)です。

今日は肉料理の日で、お昼はスペアリブの煮込みにしました。

昼食後は家でのんびり映画を見ました。
まずは「くまのプーさん」でほっこりし、その後「Pianomania」を観ました。


ピアノ調律師のドキュメント。ピアノの好きな方にはお薦めです!
ピアニストだけではいい演奏は出来ません。
優れた調律師さんとの二人三脚で音楽を作り上げていく様子がよくわかります。


12月24日のイスラエルフィル演奏会も聴きました。
キーちゃん目当てで聴き始めたのですが、レーピンのショーソン「詩曲」が凄いです!!


Watch live streaming video from ipotv at livestream.com

2011年12月22日

オルガンコンサート

リストのオルガン曲のコンサートを聴いてきました。

2011. december 21., 19:00
Budapest,
Józsefvárosi Szent József Katolikus Plébániatemplom
Közreműködik:
Szotyori Nagy Gábor - orgona
KARÁCSONY

Liszt: San Francesco (Preludio per il Cantico del Sol di San Francesco 1880)
Liszt- Koloss: Abendglocken aus Weihnachtsbaum
Liszt: Weihnachtsbaum
Liszt-Koloss: Canzonetta del Salvator Rosa
Liszt: Angelus!  Priére aux anges gardiens!
Liszt: Choral "Nun danket alle Gott" (1883)
Liszt: Ave Maria
Liszt-Koloss: Marsch der Kreuzritter aus der Oratorio Heilige Elisabeth

「クリスマス」(KARÁCSONY)とタイトルの付いたコンサート、リストのオルガン曲でクリスマス関連の曲を集めた演奏会でした。
作曲家名がLiszt-Kolossと表記されている曲は、リストのピアノ曲をKoloss Istvánがオルガン用に編曲したものです。

3曲目の「クリスマスツリー」(Weihnachtsbaum)は、リストが孫のために書いた曲だそうで、聴きなれたクリスマスキャロルのメロディーが所々に出てきて、とても可愛らしく面白い曲でした。
孫の名前はダニエラ・フォン・ビューローと言います。
ビューローって、ほら、あのクラマー=ビューローのビューローですよ。
ピアノを習っていた方には馴染みのある名前ですね。
(クラマーの曲をビューローが編纂した練習曲集のタイトルです)

リストの娘コジマは、ハンス・フォン・ビューローと結婚し、子供が二人生まれます。
その後コジマはリヒャルト・ワーグナーと恋愛→フォン・ビューローと離婚→ワーグナーと再婚します。
フォン・ビューローにしろワーグナーにしろ、音楽家がリストの娘と結婚するってどんな気持ちだったんでしょう?
トスカニーニの娘と結婚したホロヴィッツは舅との関係でいろいろ苦労したみたいですけど。

それにダブル不倫で子供が出来てからお互い離婚して再婚ってかなり複雑ですね。
でもリストは娘に文句言えませんよね。自分もかなり派手な生活送ってましたからね。
あ、関係ないですね。失礼しました~。


会場の教会。昨日は雪でした。寒かった~!

教会の近くの広場にアドヴェントリースが↓
(見難くてすみません。ロウソクが4本あるのがわかるでしょうか? ちなみに写真をクリックすると拡大します)

今年はリスト生誕200年の記念の年。
私のリスト年はキーシンで幕を開け、オルガンコンサートで幕引き。
普段なかなか聴けない宗教曲やオルガン曲をたくさん聴くことが出来て実りある一年でした。

ただ、コンサートに行く回数は減りましたね~。
以前は月に10回以上コンサートに行ったものですが、リスト音楽院が改装工事を初めて以来コンサートから足が遠のきました。
というのも、コンサートの多くがMűpa(Művészetek Palotája 芸術宮殿)で開かれるのですが、私はMűpaが苦手です。
だって遠いし、治安の悪い所にあるし、会場は広過ぎて私の好きなピアノや室内楽向きじゃないし。

ああ、早くリスト音楽院の工事終わらないかな~♫
(工事中のリスト音楽院)

某所で撮ったアドヴェントリース。
なんちゅう色のロウソクやねん! と思ったら、実はこれがカトリックの正しい色使いなのだそうです。
(紫3本とピンク1本)
mariaさん、ご教示ありがとうございました。

2011年12月21日

クリスマスプレゼント

今年はリスト生誕200年を記念し、リスト関連の本がいろいろ出版されました。
私は自分へのクリスマスプレゼントに3冊購入しました。

まずは「リストと歩くブダペスト」(Budapesti séták Liszt Ferenccel)
リストに所縁のある場所や建物を紹介する本です。
我が家周辺はリストの行動範囲内だったようで、リストが演奏したり滞在した場所が徒歩圏内に数多くあり、この本を片手に近所を散歩するのも楽しそうです。

続いて「天才の義務」(Génie Oblige!)
これはリスト博物館所蔵物の写真集。
自筆譜や楽器、肖像画、リストの身の回りの品などが紹介されています。


そして「リスト最期の日々」(Liszt Ferenc utolsó napjai)
リストのお弟子さんの日記をもとに最期の日々を綴ったものです。
リスト年の締め括りとして、冬休み中にゆっくり読むつもりです。

他にも服やアクセサリーなど「自分へのクリスマスプレゼント」を買い過ぎたので財布の紐を締めようと思ったら、来年のブダペスト春の音楽祭にヴェンゲロフが!!
え? ヴァイオリン再開したん?
指揮活動に専念すると言っていたので、彼のヴァイオリンはもう聴けないものだと諦めていました)
これも自分へのクリスマスプレゼント♡
ヴェンゲロフ様、今度はキャンセルせんといてや~~~!

2011年12月19日

バッハ クリスマスオラトリオ

黄金の日曜日である12月18日に近所の教会でバッハのクリスマスオラトリオを聴いてきました。

időpont:2011. december 18., vasárnap 18:00
Előadó(k):Karácsonyi hangverseny
Zádori MáriaNémeth JuditMegyesi ZoltánBerczelly István(ének), Mekis Péter (orgona)
A Lutheránia Énekkara
Budapesti Vonósok

Művészeti vezető: Botvay Károly
Vezényel: Kamp Salamon
Műsor:BACH: Karácsonyi oratórium, BWV 248 - 1., 2. és 3. kantáta
Helyszín:
  • Deák téri evangélikus templom


大好きなソプラノZádori Máriaの歌声が聴けて幸せ♡
彼女の声はとても温かくて包み込むような優しさがあります。
今日演奏されたのは第1部から第3部(降誕節第1祝日~第3祝日)です。
第4部(新年)と第5部(新年後の主日)は来年1月22日に演奏されます。

私は開演30分程前に会場に入ったのですが、その時点でほぼ満席。
「ここ空いてますよ」と親切な方が声をかけて下さってなんとか座ることが出来ましたが、立ち見の人もたくさんいました。

隣の席に座っていた人が「よろしければご覧になりませんか?」と歌詞のハンガリー語訳を私にも見える場所に置いて下さいました。
クリスマスオラトリオってキリストの生誕を祝う歌だとはなんとなく理解していたものの、一つ一つの歌を歌詞を見ながら聴くと、音楽の美しさとともに歌に込められた意味もよくわかって、本当によかったです。
終演後、「どうもありがとうございました」とお礼を言ったら「どういたしまして。メリークリスマス!」と言われて、ますます感謝の念は強まるばかり。
私も心を込めて「メリークリスマス、どうぞよいお年を」と言いました。

ところで教会でのコンサートは大抵無料です。
演奏の合間に神父や牧師の説教やお祈りがあります。
私はキリスト教徒ではありませんが、教会は信仰を問わず門戸を開いてくれているので、よく音楽を聴きに教会を訪れます。

ただ、あくまでも信仰の場ですから、お祈りの時は周りの人に合わせて起立、着席し、周囲の方々に迷惑がかからないように気をつけています。

また、コンサートは無料ですが、美しい音楽に触れる場を与えてくれたことに感謝して、少しばかり寄付をするようにしています。
大抵の教会では出入り口で籠を持っている人がいますので、その籠にお金を入れます。

教会のコンサートはなんとなく敷居が高い・・・とおっしゃる方がいらしたので、ご参考になれば幸いです。

会場の教会。
教会内部。

教会の向かいのホテルの窓にクリスマスツリーが♪
(写真をクリックすると拡大します)
教会の近くのクリスマス市。奥にクリスマスツリーも見えます。

日本ではこの時期は「第九」一色ですが、こちらでは「年末に第九」の風潮はありません。
今月のコンサートカレンダーを見ても「第九」は一つもないんですよ。
「本場の第九を聴きたい」なんて思ってらっしゃる方、本場は日本ですから。(笑)

ちなみに「新年に新世界」という風潮もありませんので念の為。
新年はハイドンの「天地創造」と、シュトラウスのワルツが多いようです。

2011年12月17日

スポぴた

ABCラジオのスポーツにぴたっとがUstreamで聞ける(正確にはスタジオ収録の様子が観られる)とTwitterで教えていただいて、 楽しみが増えました。
日本時間の夕方の番組をリアルタイムで聴くのは無理なのですが、放送後もしばらくはUstreamで聴けるので、毎晩、夕食後に聴いています。
全然パソコンの前から動かないので夫が不機嫌ですが気にしない、気にしない。

だってだって、毎回トラ関係者がゲストで登場するんですよ♪
なぜかどん様も出てたけど。(笑)
これを観ないでおれましょうか!

ドラフト1位指名の伊藤隼太君は礼儀正しくて好感が持てたし、矢野さんからの厳しくも愛情のこもったアドヴァイスもとてもよかったです。

新井ちゃんのファッションは一体何?(笑)

阪神には同姓の選手がいます。
まず今年ドラフトで指名された伊藤隼太選手と伊藤和雄選手。
私は前者を「隼太ん」、後者を「ピッチャー伊藤君」と呼ぶことにします。

そして藤井彰人選手藤井宏政選手
前者は「男前藤井さん」、後者は「藤井ちゃん」です。
男前藤井さんもスポぴたに出演されましたが、さすが大阪人!
しゃべりメッチャおもろかったです。
藤井さんはお母さん似らしいです。
うっわ~、お母さんの顔想像出来るわ~。(笑)

あ、それから忘れたらあかん! 新井兄弟。
は「新井ちゃん」、は「良太」ですね。


ところで先日ご紹介した中央市場裏のクリスマスツリー市、今日はこんな感じでした。


ツリーの数も買い手の数も増えていました。
いよいよ来週末はクリスマスですね☆

2011年12月13日

クリスマス市電

昨日の夕方セール・カールマーン広場(Széll Kálmán tér、旧モスクワ広場 Moszkva tér)で派手な電飾を施した市電を見ました。
もたもたしていたので写真が撮れなかったのが残念ですが、毎年この時期に登場するクリスマス市電です。
Hirado.huの記事をリンクしました。 リンク先の写真をクリックするといろいろな写真が見られますよ)
写真はhirado.huから拝借しました
確か去年まではペスト側ドナウ川沿いを走る市電2号線だけだったはずですが、今年はブダ側を走る61番市電の路線も走るようです。

こちらに運行ダイヤが載っています。
ちなみに普通の切符や定期券で乗れます。
追加料金は不要、太っ腹やなBKV!(BKV=ブダペスト市交通局)
こういう時に特別料金を設定してがっぽり儲けたろ! とは思わないんですねえ。(笑)



綺麗な市電の写真が撮れなかったので、近所の夜景をいくつかご紹介。
相変わらず夜景は上手に撮れません・・・。




最近トラ話やキーちゃんネタを書いていないので、そろそろ書かないと・・・。

2011年12月12日

昨日のお昼 鶏のパリ風

昨日のお昼は【鶏のパリ風】(Párizsi csirke)でした。

材料
鶏胸肉 (csirkemell)
小麦粉 (liszt)
卵 (tojás)

作り方
①鶏胸肉を適当な大きさに切る
②小麦粉と卵をよく混ぜる(必要なら水も加える)
③鶏に②の衣を付けたっぷりの油で揚げる

あはは、すみません。
なんてカッコいい名前ですけど実は天ぷらです。
なぜか日本の天ぷらと同じ衣で挙げたものを、ここではと言うんですよ。
ハンガリーに来た当初、レストランでとメニューに書いてあるのをみて「これ! これにする!」と注文し、って一体どんなお料理かしら? と期待して待っていたら肉の天ぷらが出てきて「なんやこれ~」とずっこけたことを思い出します。

我が家で【鶏の】を作る時は、各種野菜のも登場します。
要するに台所の大掃除。
残った野菜を天ぷらにして食べたろやないの、ってことです。
今日はニンジン、玉ネギ、そして柿のを作りました。
牡蠣じゃなくて柿です。
天ぷらにすると美味しいんですよ~♫

で、あろうことか夫は付け合せにフライドポテトを所望。
あんたなぁ、いくらなんでもそれはあかんわ~。
揚げもんに揚げもん合わせるってどういう感覚なん?
聞いただけで胃がムカムカするわ。

そういえば先日夫がものすごく不機嫌な顔で帰宅しました。
聞くと「高校時代の同級生に偶然会って、僕はすぐ相手のことがわかったのに彼は気が付かなかったんだよ」と。
それはあなたが高校時代とは別人になっているからだと思うんですけど。

「でもさあ、彼は太って白髪になってたけど僕はすぐわかったもん。なのに彼は僕が名乗ってもキョトンとしてたんだよ。年とって物忘れがひどいんだね、気の毒に」
いえ、それは物忘れではないと思います。
その彼はあなたほど別人にはなっていなかったと思いますよ。

「これからいつどこで昔の知り合いに会ってもすぐわかるようにダイエットしましょ♪ フライドポテトなんて論外! 今後我が家の食卓にフライドポテトが登場することはありません」と言ったら拗ねてました。

2011年12月10日

中央市場

今朝中央市場に買い物に行ったら、こんな光景が。
何だと思いますか?
答えはクリスマスツリー市です。
もみの木をこうやって梱包して運んでくるんですよ。
荷解きしたもみの木を立てて並べて展示し、買い手のついたものは再びこのようにネットで包みます。

旧ブログにもクリスマス市の写真を載せてありますのでよろしければご覧下さい。

中央市場の中はクリスマスの飾り付けがしてありました。
しょぼい、もとい、落ち着いた飾りですね。(笑)
今日は【イギリス物産展】が開かれていましたが、あまり購買意欲をそそるものはなく、予定通り肉や野菜を買って帰りました。
明日は夫のリクエストで「鶏のパリ風」を作る予定です。
パリ風ってどんなお料理か気になるでしょう~?(笑)
明日をお楽しみに。


ところで、最近ベートーヴェンのクラリネットトリオが気に入ってついつい鼻歌で歌っています。
特に好きなのが第3楽章、クラリネットが「ドドドドソドー、ラドー、ソドーシラソファミ♪」と吹くところ。
(あ、私は移動ド派です。音名ならBBBBFBー、GBー、FBーAGFEsDです、念の為)
これの1:29あたりからです↓
B-Durという調性も相俟って、とにかく元気が出る曲ですよね。
しかしコチシュ先生、早っ!(笑)
(Berkes Kálmán/Clarinet, Perényi Miklós/Cello, Kocsis Zoltán/Piano)

この曲と、シューマンのピアノ五重奏曲Es-Durの第3楽章は私の元気の素です。
これは私だけかも知れませんが、♭系Durって陽気な明るさを感じます。
デ・ラローチャのピアノが素敵♡
(Alicia de Larrocha/Piano with Tokyo String Quartet)

皆さんの「元気の出る曲」は何ですか?

2011年12月9日

朝焼け

今朝、家を出たら朝焼け。


電話で撮ったのでわかりにくいですが、とても綺麗なサーモンピンクでした。
朝からこんな美しい色を目にすると、何かとてもいいことがありそうな気がしますね♫


色と言えば、先日外壁塗り直しの現場に遭遇。


私がこちらに来た当初はどの建物も写真右半分のような灰色で、街全体が暗~い雰囲気でしたが、最近は明るい色に塗り直されて、街並みも随分変わりました。


明後日11日は【銀の日曜日】(ezüst vasárnap)、18日は【金の日曜日】(arany vasárnap)、そしていよいよクリスマスがやってきます。
今年の冬は今のところ暖冬で雪も降らないし、日中はプラス8℃位あります。
(プラスとわざわざ書くのは、この時期マイナス8℃でも全然おかしくないからです)
そのせいか、なんだか年末という気がせずダラダラ過ごしています。

これではいかん! もっと年末を味わわないと! と先程ホットワイン(forrált bor)を作って今飲んでいるのですが、やっぱりこれは寒い時に外で飲むものですね。
クリスマス市で売ってるものと大差はないはずなのに全然美味しく感じません。
「じゃあ外に出て飲めば」と夫に言われましたが、家の前でぼーっと立ってホットワイン飲むってただのアホやん。(笑)

2011年12月5日

夫からのメール

今日の昼間に夫からメールが届きました。
本文はなくて写真だけ。これです↓
「週末に観ようね」ってことだと思うんですけど、あんたは子供かいな?(笑)

冬は寒いし日も短いので自宅で映画を観て過ごすことが多いです。
私は独身の頃はあまり映画を観なかったのですが、映画好きな夫と結婚してからはかなりの数の映画を見ました。

結婚当初は週に一度は映画館に行ったものです。
ハンガリーの映画館は今でこそ大型のシネマコンプレックスが増えましたが、結婚当初は古きよき時代を感じさせる落ち着いた映画館が多く、「高麗橋の三越劇場みたいやなあ」と思いました。
(そういえば三越劇場って無くなったらしいですね。あの豪華な雰囲気が大好きでした。寂しい・・・)


最近見た映画で面白かったのは、



トム・ハンクス主演&監督でいい味出してる「Larry Crowne」。
「Larry Crowne with E」と毎回言うのが面白い。
リストラされた主人公が大学に通って、ジュリア・ロバーツ演ずる教授と出会って・・・
日本ではまだ公開されていないようですが、大人のコメディーでとても楽しめると思います。

ジュリア・ロバーツもコメディは上手いと思うけど、私はコメディ女優といえばジェニファー・アニストンが好きです♪
これ面白かった~~~!



こちらは邦題「モンスター上司」で日本でも公開されたようです。
どこにでもいる偏屈上司、セクハラ上司、あほな二代目上司・・・これも面白かったです。

私が今見たいのはミッキー・ローク様の「Immortals」とブラピの「Moneyball」です。
どちらも映画館では上映されているけど、もう少し待って家で観るつもりです。
ミッキー様のは映画館の大きなスクリーンで観ようかなあ♪

あ、それから「Johnny English reborn」も!!

2011年12月4日

スローガン

阪神タイガース公式サイトによると、来年度のスローガン

に決まったそうです。

「熱くなれ!!」は和田監督の書だそうですよ♪
いや~ん、何言うてはりますのん、和田監督。
そんなことわざわざ言われんでも熱いでっせぇ~、燃えてまっせぇ~!
来年こそは絶対に優勝や! 秋にビールかけや!
祝勝会に帰れるように今から仕事の段取りしとこっと。


明日は千葉で第2回目のトライアウト。
慎太朗君も熱くなるんや! 頑張ってアピールするんや!
ドナウ猛虎会一丸となって応援しています。


そして明日12月5日といえばツィメ様のお誕生日ざます☆
ショパンコンクールの時のツィメ様は今見ると初々しいですねぇ♡



今はショパンコンクール終了直後に日本でも入賞者のガラコンサートが開かれますが、ツィメ様の初来日はショパンコンクールの3年後の1978年でした。
大阪での演奏会は厚生年金会館の中ホールで空席も目立ちました。
あの頃から素晴らしいピアニストで、きっと大物になるとは思っていましたが、まさかどこにでも自分のピアノを持ち運ぶ人になるとは思いませんでした。
白髪、お髭でも麗しいツィメ様♡
夫と同世代とは思えない・・・。

で、先程知ったのですが、ツィメ様とフージ子ちゃ~んは同じ誕生日だそうです。
う~ん・・・(以下略)

2011年12月2日

トライアウト

先日(11/24)のトライアウトで7打数2安打1盗塁とアピールしたにもかかわらず、まだどこからも声がかからない田中慎太朗選手。
「これでだめなら野球を辞める」と言ったと聞いて胸を痛めていたのですが、デイリー情報だと次のトライアウトも受けるそうです。

葛城&高田&田中が5日トライアウト参加へ

頑張れ慎太朗君! 絶対どこかのチームから声がかかるよ。
オバちゃんはあの満塁ホームランを忘れてないでぇ!
ああ、千葉まで応援に駆けつけたい。

慎太朗君の成功を祈って甘い物断ちしていたのに、11/25からTúró Rudiにはまってしまった私を許して~。
今日からはTúró Rudiも食べません。

ウォー葛城も頑張れ!
そういえば広大の名前がないけど、どうしてるんやろ?
彼もまだどこの球団とも契約していませんよね。
まさか引退? そんなんいやや~!

夏に鳴尾浜で撮った慎太朗君です。
来年はどこのユニでもいいからもっと小さい背番号になるんやで!

2011年11月30日

今日の夜景

私の腕では夜景は綺麗に撮れないのに、めげずに今日も夜景(とはいえ午後5時過ぎ)の写真です。

買い物に行った先にも小さなクリスマス市が出ていました。


焼きソーセージの匂いとホットワインの香りがたまりません!
クリスマス用の飾りや民芸品に混じって、別にクリスマスに何の関係もなさそうなものも売っているのですが、こういう場所で見るとなぜか欲しくなるんですよね~。
気をつけないとお金があっという間に飛んでいきます。

街の中心ヴュルシュマルティ広場(Vörösmarty tér)のクリスマス市に比べるとお値段は良心的でした♪

ヴュルシュマルティのクリスマス市は観光客だらけでスリも多いし、ハンガリー人はあまり行かないようです。
行かれる方はくれぐれも貴重品には気をつけて下さいね。

2011年11月29日

ストレスチェック

夫の電話に「ストレスチェック」なるものが付いていたのでやってみました。これです。
生年月日を入力し、カメラのレンズ部分に2分間指を当てるとどれだけストレスが溜まっているかわかるそうです。
あほらし~、と思いながらもやってみたら、私のストレス度は16%でした。
なかなかいいですね、心身ともに健康な私♪ よっしゃあ!

すると夫が「ストレス溜まってるんだね、可哀想に」と言うではありませんか。
「え? 大丈夫やで。たったの16%やし、こんなんストレスのうちに入らへんって診断結果にも書いてあるやん」と答えると、黙って自分の結果を見せてくれました。

  0%

うわっ・・・ストレス0って、どんなお気楽な人生なん?
それか何も考えてないとか?

えっと・・・彼がストレスのない生活を送ることが出来るのは良妻の私のお陰ってことでいいんですよね。(←悔し紛れ:笑)

***************

さ、私もストレスを溜めないように音楽を聴いてスッキリしようっと。
ラフ2の聴き比べ、面白いですよ~♫



アシュケナージのラフ2は私の雛形。
中高生の頃にレコードを繰り返し何度も飽きることなく聴いたものです。
今でもラフマといえばアシュケ♡
ああ、もっとピアノ弾いてほしかった・・・。


ラフ3カデンツァの聴き比べも面白かったので追加♪



キーちゃんのラフマいいですねえ~♡

2011年11月28日

夜景

ブダペストのシャンゼリゼと呼ばれるアンドラーシ通り(Andrássy út)です。
体制変換前の名前は人民共和国通り(Népköztarsaság útja)←そんなん誰も聞いてないって!

木の幹に電飾を巻きつけてあるので、こんな変わった形です。
ああ、それにしても夜景が綺麗に撮れません。(涙)
夫が設定方法を説明してくれたのですが、面倒くさいのでオートマチックにしたらこの有様・・・。
ちなみにこの写真を撮ったのは午後5時前、真っ暗でした。

こちらはオクトゴン(Oktogon)。旧11月7日広場(November 7. tér)です。

これはテレーズ通り(Teréz krt.)、かつてレーニン通り(Lenin krt.)と呼ばれていました。

結婚当初、ブダペストの目抜き通りはいかにも共産主義国らしい名前が付いていました。
あの頃はこんなイルミネーションはなかったと思います。
国の体制が変わり、通りの名前が変わり・・・でも私は相変わらず、何の成長もないような気がします。
あの頃は夫と英語で会話していたけど、今はハンガリー語で喧嘩して勝つようになったし、前回ご紹介したTúró Rudiが好物になったし、やっぱり変わったのかなあ。
確かにハンガリーの生活には慣れましたけど、これは成長とは言えませんね~。(笑)

2011年11月27日

アドヴェント

今日からアドヴェント。
クリスマス前の4週間、日曜日毎にろうそくを1本ずつ灯し(今日は1本だけ、次の日曜日は2本と、灯す数が増える)、ろうそく4本がともったらいよいよクリスマスというわけです。
お花屋さんにはこのようなクリスマスリースが売っています↓

街の電飾もアドヴェントとともに始まります。
明日、仕事帰りにちょっと寄り道して電飾の写真を撮ってこようと思いますのでお楽しみに。

昨日の朝、近所の交差点の信号が壊れたようで、警察官が交通整理をしていました。

寒いのに本当にご苦労様です。

最近、最高気温が0℃前後の日が続き、おまけに霧が出て、骨の髄にしみこむような寒さ。
そのせいなのか、ちょっと風邪をひいてしまいました。
今ここで流行っている風邪は胃に来るみたいで、何も食べられなくて苦労しました。

それにしても、私が体調を崩すのはいつも金曜日の午後。
そして日曜日の夜にはすっかり回復。
偉いなあ、私。家事は手を抜いても仕事には絶対穴を開けないなんて!
(誰も褒めてくれないから自画自賛)

職場の若い子には「バラードさんは全然病気にならない」と感心されるのですが、私はあんたらと違ってダイエットやら言わんと何でもしっかり食べてるからでっせ~!(笑)

私の元気の素は鶏丸ごと一羽スープ
昨日の午後、フラフラしながら作ったスープのおかげで元気いっぱいです。
(作ったと言っても材料を鍋に入れて火にかけただけですけどね)

今日のお昼はスープの他に白身魚のフライとグリーンピースのフューゼレーク
まだ胃の調子が完全ではない私は揚げ物は一口しか食べられませんでした。(残りは明日のお昼のお弁当にします)

デザートまで作る気力が無かったので、今日のおやつはトゥーロー・ルディ(Túró Rudi)。
カッテージチーズをチョコレートでコーティングしたもの・・・と説明してもわかりにくいと思うので、Wikipediaをご覧下さい。(こちら

いやあ、日本語でトゥーロー・ルディの解説があるなんて驚きました~!!
これ、最初食べた時はあまり美味しく感じなかったのですが、だんだんこの味の魔力にやられるんですよ。
今では我が家の冷蔵庫の常備品です。(笑)

2011年11月22日

ニコライ君

 昨年秋、ショパンコンクール1次予選のネット配信を聴いて感動し、2次予選を生で聴いてますます惚れ込んだニコライ君ことNicolay Khozyainovのラフ3がYouTubeに~~~!


いいですね~、ニコライ君の持つ悪魔的な暗さがこの曲にぴったり♪

そしてアンコールがなんと、花火ですよ、花火!!!
Facebookのニコライファンクラブ情報によるとポーランド各地でよく演奏をしているようですが、ブダペストにも来てほしいです。
ああ、直訴したいわ。いや、それより拉致したい。(笑)

それにしても彼の弾くOp.9-3は絶品ですね♪

この曲、技術的にはそれほど難しくないのですが、それだけに「聴かせる」演奏をするのは並大抵のことではないと思います。
この演奏では天使のような純粋無垢な音に圧倒されました。
(それもヤマハのピアノですよ、ヤマハ!)

ニコライ君は来年二十歳。
天使と悪魔の同居する彼が今後どのように成長していくのかが楽しみです。
ああ、お願い、ブダペストにも来て~~~!

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山崎一玄さんのブログに慎太朗君のことが書いてあり、写真も載っていました。
いよいよ明後日トライアウト。頑張りや~~!

2011年11月21日

昨日のおやつは柿でした。


中央市場で買ったのですが、大きくて食べごたえがありました。
(大きさがわかるようにマッチ箱を置きました)

柿に貼ってあったシール↓
Kakismarって何語でしょう? 
どこの言葉かわかりませんが、柿のことは「柿なんとか」って言うんですね。

ハンガリー語で柿はdatolyaszilvaとかhurmaと言いますが、柿が店頭に並ぶようになったのは最近のことなので、ハンガリー人に「datolyaszilva」と言っても「何それ?」と驚かれると思います。

で、お店の値段札にはdatolyaszilvaとかhurmaではなく、kakhiと書いてあることもあります。
(柿をそのままローマ字にすると、ハンガリー語ではあまり食べ物には相応しくない意味なので、「kakhi」と「H」が入ります。
そんな無理して誤魔化さんでもええのに。(笑)

そういえば、最近日本では「外国でも通用する名前」を子供に付ける傾向が強いそうですね。
「外国」と言っても国によって言葉は全然違うし、一体何を基準にしているのかよくわかりませんけど。
当て字が多く、読み方がわからない名前も増えてきたようです。

それよりも、「自分の名前を世界に通用させてやろう」という発想はないのでしょうか?
小澤征爾さんとかイチローみたいに、国際的に活躍するようになれば、世界中の人が名前を覚えてくれます。

柿だって、「柿」という名前で堂々と勝負しているんですから(勝負?)、外国でも通用する云々よりも、誰が聞いても日本人の名前だとすぐわかる読みやすい名前の方がいいと思うのですが、これは私が日本を離れて長く浦島太郎状態だからでしょうか?


先週末からヴュルシュマルティ広場(Vörösmarty tér)のクリスマス市が始まりました。


暗くなってからの方がツリーが点灯されて綺麗なんですけど、寒いからなかなか行けません。

アドヴェントは次の日曜日(11/27)からなので、他の場所のクリスマス市は今週末から開催されます。

2011年11月19日

再び リスト レクイエム

またリストのレクイエムを聴いてきました。

2011. november 19., 19:30
Budapest,
Pesti Ferences Templom

Közreműködik az Unicum férfikar (Vác - Budapest)

szólisták:
Honinger László
Kállay Gábor
Gerzsenyi Csaba
Juraj Peter 
(Pozsony)

valamint Déri András - orgona

会場のフランシス派教会。

リストもブダペスト滞在時にはこの教会に通ったそうです。

レクイエムを聴くのはこれで2回目。
前回はミサに音楽を取り入れた音楽ミサでしたが、今回はコンサート形式。
純粋に音楽に没頭することが出来ました。

それにしてもなんと美しい曲なのでしょう。
聴いているうちに体がふわっと浮き上がってどこか別世界に連れて行かれたような感じがしました。

モーツァルトやヴェルディのレクイエムに劣らないと思うのに、余り演奏される機会がないのが非常に残念です。
男声合唱とオルガンという編成のためでしょうか?

今年はリスト生誕200年ということもあり、リストのオルガン曲、宗教曲を聴く機会が多かったのは嬉しいことです。
来年以降も聴けるといいのですが、ハンガリーでもなかなか演奏されることが少ないのは残念です。
これからも演奏会の予定表を入念に調べて、ピアノ曲以外のリストの作品を出来るだけ聴きたいと思います。

2011年11月14日

トマトスープ

昨日のお昼は超簡単(私が作るのはいつも超簡単です)トマトスープでした。

材料

トマトジュース (paradicsomlé、果汁100%のもの)1ℓ
小麦粉 (liszt) 大さじ3
油 (olaj) 大さじ3
タマネギ (vöröshagyma) 小さいもの1個
セロリの茎 (zeller) 1本
水 (víz)
砂糖 (cukor) 大さじ3
塩 (só) 適量
コショウ (bors) 適量

作り方
①小麦粉を油で炒めてルゥを作る
②ルゥにトマトジュースを加えてよく混ぜる
③水(適量。とろりとしたスープになるように加減して入れて下さい)を加えて、砂糖、塩、コショウで味を付け、皮をむいたタマネギとセロリの茎を丸ごと入れる
④沸騰後、弱火で10分程度煮込んで出来上がり (タマネギとセロリの茎は取り出して下さい)

※トマトジュースの代わりにトマトピュレを使ってもいいです。その場合はピュレの量を減らし、水を多めに入れて下さい。

このスープ、ハンガリー人なら幼稚園の給食から大学の学食まで、大変馴染みのあるものです。
出来上がったスープにアルファベットの形のパスタ(betűtészta)を入れて食べることが多いのですが、夫は「Menza(学食)を思い出すから嫌だ」と言うので、我が家ではガルーシカ(galuska、小麦粉と卵と水を混ぜたものをお湯に落として作るパスタ)を入れたり炊いたご飯を入れたりして食べます。

アルファベットの形のパスタってこんなのです↓


最初は「なんか温めたケチャップ食べてるみたい~、変~」と思ったのに、今では寒くなるとトマトスープが食べたくなるから、慣れって面白いものですね。

ガルーシカの作り方の動画があったのでご紹介↓


このガルーシカ製造器いいなあ~♪
(我が家には穴の開いた金属の板しかないのです)

えっと・・・念の為、お昼はトマトスープだけじゃないですよ。メインはお好み焼きでした。
以前ブダペストに住んでいた方が、「青海苔とかつおの粉の代わりにカレー粉をかけると美味しい」と教えて下さって、試してみたら本当に美味しくて、私はすっかり「お好み焼きにはカレー粉」派になりました。
(お好み焼きソースとマヨネーズをかけてからカレー粉をふりかけます)
夫は「それは邪道だよ。お好み焼きには青海苔とかつおの粉だよ」と言うのですが、なんであんたがお好み焼きについて語るわけ?
この家で関西人は私やで!

カレー粉お好み焼きを教示して下さった方曰く、「枚方周辺ではお好み焼き屋さんには必ずカレー粉が置いてある」そうなのですが、本当ですか?
大阪市内にお好み焼きに唐辛子をかける地域があるのは知っていましたが、カレー粉は初めて聞いたのでびっくりしました。

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マー君沢村賞おめでとう!
(写真はサンスポさんから拝借)

達筆やなあ。
マエケンといいマー君といい、若手の正統派ピッチャーの活躍を見るのは本当に楽しいものですね。
トラの榎田君も来年は先発に回って二ケタ勝利してほしい~☆